make code list(リスト)ブロックを使ってみよう。
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配列(はいれつ)は、「各データをまとめて格納しておく箱」になると説明しました。
list(リスト)も同様、配列同じように「各データをまとめて格納しておく箱」になります。
配列とリストの違いってなに?
配列とlistの扱い方、できることできないことがあります。
配列の場合
・扱うデータの数が決まっています。
・配列は固定長のデータを扱い、初期化をする際に要素の数を指定します。
・1次元から多次元まで、作成することができます。
listの場合
・初期化時に要素の数を指定せず、初期化後に変更することが可能です。
・配列と違って決められた要素の追加・変更・削除ができます。
・2次元や多次元といった操作ができないため1次元のみなります。
<配列やlistは同じ型のもを使う>
配列を定義すると、int(数値)やstring(文字列)が混在しても動きますが、数値の配列またはlistを作る場合は、数値は数値の配列、文字列は文字列の配列のように作成すると管理がしやすいです。
listの種類
リストの種類は以下になります。
値(int)を入れたlist
文字列(string)を入れたlist
listのブロック一覧
リスト(配列)ブロック | 意味 |
---|---|
![]() |
数値を使ったlistブロック |
![]() |
文字列を使ったlistブロック |
list(リスト)の操作ブロック
listの長さを調べる
配列の値が入っている長さ(セットしている数)は全部で3つなので、3と表示されます。
listの指定したの場所を調べる
番目の値を読み出すと、「a」と表示されます。
listの指定した場所を削除して返す
配列の2番目、cを削除して返すので、listを表示させると「a,b」と表示されます。
listのランダムな値を拾う
lisetの中のランダムな値を表示します。
listの値や文字列を探す
listの中のbの値を検索すると2番目にあるので、「2」と表示されます。
listの値を逆順にする
listの読み込む順番を逆にすると、「c,b,a」と表示されます。
スコアを表示して操作しよう!
オリジナルのスコアをlistを使って用意してみましょう。
リストの中に、適当なスコアを用意します。
アイテムを使ったら一覧のスコアを表示せてみましょう。
コンパスを使うと、以下のようにスコアの一覧が表示されます。
次は、スコアの結果を一つ追加してみましょう。listの最後に34を加えてみます。
以下のようにリストの最後に「34」が追加されいるのがわかります。
マイクラコマンドのスコアボードのように、スコアを作っては加算したり、減算したり、削除したりできるのがlistになります。
make code では、listの宣言ができないので、配列の要素を使って空のリストを作成します。
ある条件を元に、要素に追加したり削除したりするプログラムを作成しましょう。
<数値の値がない?!>
プログラムの欠損により、数値や値が入っていないよ、該当のものがない場合に以下のようなエラーがでることがあります。エラーがでないよう、プログラムを考えましょう。
Nan | 非数(英語:Not a Number)とは未定義な値 |
undefined | 未定義の値は、構文的には正しいものの、式に正しい値がない状態 |
null | 何も示さないもの |
make code でlist(リスト)を使った演習問題
make codeを使ってlistの演習問題をやってみよう。
※listの要素は配列の要素を使って作成します。
listだよ演習問題①
空のリストを用意します。
トライデントを使うたびにカウントするプログラムを作成しなさい。
また、リストの要素の0番目に加算を追加し、チャットコマンド(list)を使ってカウントした数を表示させなさい。
listだよ演習問題②
①のトライデントの他に、鉄の剣、金の斧それぞれの使用した回数を入れてlistコマンドを使って表示させなさい。
listだよ演習問題③
①〜②のプラグラムに、釣竿の加算を追加してlistコマンドで一覧を表示させなさい。
また、チャットコマンド「remove」を作成し、すべてのスコアをリセットさせるプログラムを作成しなさい。
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