make code 関数ブロックと戻り値を使ってみよう。
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自販機のようにざっくりした処理でイメージしてみましょう。
お金を要求して、合計金額あっていれば ジュースが購入できる自販機のように、 関数の処理の中で、ある条件が満たされた ときに実行、戻り値を受け取り、結果を返す処理があります。
関数と戻り値ってなに?
関数(かんすう)とは、あるプログラムの処理まとめた箱の役割があります。
戻り値 return文(リターン)とは、関数内の「処理を終了する際に呼び出し元に対して渡す値」になります。
戻り値は、値を呼び出し元に返す方法と、関数の処理を終了する2つの使い方があります。
関数を作ってみよう!
関数タブをクリックします。
関数名「アイテムの数」を入れ、引数はなしで作成してみましょう。
①関数の値を呼び出し元に渡す方法
関数と戻り値を使ってアイテムを受け取るプログラムを作成するとしましょう。
乱数を入れる箱を用意します。
タブを開き、戻るブロックを設置します。
関数プログラムの最後に「戻るブロック」を配置します。
戻り値には、ランダムに生成した数を使いたいので、変数「アイテムの数」を返します。
メインで動かすためのプログラム(心臓の部分)に関数を呼び出します。(インスタンス化)
自分自身に、アイテムを渡すプログラムをセットします。
乱数の値を受け取りたいので、戻り値で設定したアイテムの数をセットします。
実行すると、以下のようにランダムな数の数の値が返えり、ダイヤモンドが受け取れます。
これが値の呼び出し元へ返す処理になります。
②関数の処理を終了する(処理から抜ける)
ニワトリを4匹召喚するプログラムを作成するとしましょう。
戻り値を使い、1匹だけを召喚するプログラムを作成します。
まずは、関数を用意します。
繰り返し処理を使ってプログラムを作成します。
実行すると、0~3の間、繰り返し召喚するので4匹のニワトリが召喚されます。
ここで、戻り値を使って召喚するニワトリの数を変更してみます。
繰り返し処理の中で、変数が1と同じの時に、繰り返し処理を停止しましょう。
ここで使う戻り値はつまり「処理の終了」となり、2匹のニワトリが召喚されます。
条件分岐を加えて処理を増やしたとします。
1の時に終了でしたが2の時に終了させてみましょう。
召喚の数が2の時に終了します。
1の条件を通過して2の条件で終了となり、3匹のニワトリが召喚されます。
これが戻り値プログラムの終了の使い方になります。
関数 戻り値ブロックの一覧
戻り値ブロック | 名前 |
---|---|
![]() |
戻る(return)ブロック |
![]() |
戻り値ブロック |
make code で戻り値を使った演習問題
make codeを使って関数の戻り値の演習問題をやってみよう。
関数の戻り値だよ演習問題①
マイクラクイズを3つ考えて金ブロックを壊したときに、問題が1問ずつ出題されるプログラムを作成しなさい。
(問題は○×形式)
関数の戻り値だよ演習問題②
①で作成したクイズの判定(回答)を作成しなさい。
正解の場合、スコア5を加算し、3つの合計を出しなさい。(不正解の場合は、加算はなし。)
チャットコマンドを使用して、1のときにに◯、2のときにに×、それぞれ引数をうまく活用して加算しなさい。
関数の戻り値だよ演習問題③
合計15点以上の場合、ロケット花火を打ち上げ「合格!」とすべてのプレイヤーに表示させなさい。
3回問題を出題したらリセット、得点を0に戻し繰り返しゲームができるようにしなさい。
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